新年あけましておめでとうございます。
旧年中のひとかたならぬご厚情に感謝申し上げます。

昨年を思い返しますと、一番はWBCでの侍ジャパンの活躍が挙げられます。中継を見ながら何度声を張り上げたことか…。あきらめかけたメキシコ戦では、これまで沈黙だったニッポンの4番、村上選手がサヨナラの一打。まさに奇跡。選手を信じた栗山監督の采配に脱帽でした。そして運命のアメリカ戦。最後の対戦が大谷選手とマイクトラウト選手になると誰が予想したでしょう。最後は大谷選手のスイーパーに空振り三振。まるで物語のような展開に興奮しました。彼はいまや、10年総額約1000億円超のメジャー史上最高年俸でドジャースと契約を交わした、押しも押されぬメジャーリーガーとなりました。若者の活躍は野球界にとどまらず、将棋の世界でも藤井聡太棋士が八冠を達成されました。名誉あるタイトルを取得されても、淡々と受け答えされる物言いや風貌、佇まいに感心し、わが身を省みる思いがします。

不安、心配な出来事と言えば、決着が見えないウクライナ侵攻が続く中、中東地域のイスラエルと、ハマスを中心とした武装組織とのガザ地区での紛争…いやもう戦争というべきかもしれない事象が、今もなお続いていることです。昔から民族、宗教、言語、文化等が入り混じる紛争が絶えない地域で本格的な武力衝突が始まりました。何人もの子供たちが犠牲になり建物が破壊されていくことに、本当に心が痛みます。そして元旦から驚きましたが、北陸地方でマグニチュード7.6、最大震度7の激しい地震が発生しました。まだ今の時点で詳細は不明ですが、発生時刻が元日の16時頃と、帰省中もしくは旅行中といった新年をお祝いしている最も気が緩んでしまう時間帯に起きたことが、被害を拡大しないかとても心配です。改めて災害は日時と場所を選ばないということを痛感しました。この度の能登半島地震により被災された方々、ならびにそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。

今後も不安定な気象状況や、人口減少、価格高騰等長期的に心配なことは頭を過りますが、コロナ後の個人消費、インバウンド消費の回復や、それに伴う物価上昇、設備投資回復等で、憧れられる日本経済となるよう期待したいと思います。

弊社においても、これまでと同じく住宅の地産地消を掲げ、「オンリーワンの住まい」を提供出来る、地域に根差した魅力ある住宅会社でありたいと思います。

最後に、数ある住宅会社の中から弊社を選択いただいたお客様、関係業者の皆様、弊社社員を含めた関係各位の皆様に感謝申し上げ、残念ながら元旦の初日の出の画像がうまく撮れず、一昨年の画像とともに、本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和６年　元旦　　代表取締役　三徳屋　浩